紫香楽ラボ株式会社

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信楽の里

はるか天平の昔に都が造営され、日本六古窯の1つであるやきものの里、信楽ですが、 中でも紫香楽ラボが、暖かくユニークな活動を実施されていると感じる皆様の情報をご紹介しています。

sightseeing

タラオカントリークラブ&ホテルレイクヴィラ

「お洒落」「先進」「落ち着き」「憩い」という言葉、全てが当てはまりそうな、まさに信楽の自然環境に溶け込んだ複合リゾート施設。日本では、いわゆるバブル期に、リゾート施設が各地にたくさん開設されながらも経営難から終焉を迎えるという時期がありましたが、レイクヴィラ施設はそうした時期の後、2001年8月から開設。1985年から開設のゴルフ場を含め、今も尚、若い皆様からご家族連れまで幅広い層に支援され、人気を博しています。ゴルフ場はメンバー制ですがホテル宿泊パックでのご利用が可能。天然温泉やエステ施設、スポーツ施設も充実し、リゾート利用だけではなく信楽観光の拠点としても非常に便利な施設です。

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〒529-1821
滋賀県甲賀市信楽町多羅尾1番地
TEL:0748-85-0250
FAX:0748-85-0251

信楽たぬき温泉 炎の里信楽の宿 小川亭

創業が明治27年という老舗の料理旅館ですが、観光途中のちょっとした休憩にもご利用できるサービスも実施されています。

館内には多数の信楽陶芸の名作も配置されており、お料理は地域特産の近江牛、きじ、猪などのコースに加え、信楽有名陶芸作家の食器に料理を盛りつけて出していただくコースもあるなど(気に入った器があれば販売もされています)、信楽情緒と暖かいもてなしが存分にご堪能いただけます。ナトリウム泉の天然温泉は、信楽焼のタイルが張られた大浴場はもとより、「分福茶釜」と「たぬきの腹包み」と名された狸の貸切露天風呂でも楽しめ、眺めも良く、からだを浸ければ、さらに焼物の里への旅情が深まること必至です。

info

〒529-1851
滋賀県信楽町長野876

TEL:0748-82-0008
FAX:0748-82-0868

https://www.shigaraki.co.jp/

有限会社 茶城藤田園

日本のお茶の起源を遡ると、約1200年前、延暦24年(805年)に最澄(伝教大師)が、中国より茶の種子を持ち帰り、比叡山麓坂本の地に播いたことに始まり、弘仁6年(815年)に朝宮の岩谷山(近江)、山城、丹波、播磨に茶樹を栽培せりと伝えられていますので、朝宮茶は日本最古の茶畑と言えるでしょう。

以来、朝宮茶は日本五大銘の一つとして、こくのある味と独特の香気を特徴に、緑茶の最高峰として歴代天皇に献上されてきました。藤田園さんは、その伝統を継承しつつ、新たに「和風紅茶」を開発、さらには本業の茶業を中心として、茶器を創る陶芸家の皆様はじめ様々な分野の人々とのネットワークを構築され、新しい茶器やお菓子などの開発にも余念がありません。

陶芸家の人々へのフリー工房の支援開設、さらには独自で信楽観光マップも配布されるなど、信楽の町を愛し、信楽の暖かい心を広めんとされている格式あるお茶屋さんです。

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〒529-1804
滋賀県甲賀市信楽町上朝宮540-1

TEL:0748-84-0123
FAX:0748-84-0237

http://fujitaen.com/

たぬきの元祖 たぬきや総本家 株式会社狸庵

まる八徳利の狸の置物は江戸時代から存在していたようですが、今日、陶器狸といえば信楽と言われるほど日本中に信楽狸を浸透させた第一人者は、この「狸庵」初代の藤原銕造さん(明治9年生~昭和41年)であり、信楽狸の元祖と言っても過言でないのが、このお店「狸庵」さんになります。

三重から9才の時、京都の伯父のもとに引き取られ、清水で修行、11才頃からロクロをひいていたといわれる初代の銕造さんは、その修行中に音羽川河原で大小の狸たちが跳ねたり、クルクル走りまわる、いわゆる狸の腹鼓を目撃され、「可愛いなぁ」と記憶に留められていたとか。銕造さんはその後昭和10年頃に日本一大きな土瓶制作依頼を受け、大物なら清水より信楽でと思い立って移住されますが、夢で「狸をつくりなさい」とのお告げを受け、陶製狸の置物づくりに専念されることになります。
当初はコツコツと作られていた狸ですが、昭和26年11月に、昭和天皇が信楽を行幸された際、沿道に旗をもった陶製狸を並べてお迎えしたことを、天皇が大変お気に召され、「をさなどき あつめしからになつかしも 信楽焼の狸をみれば」と詠われた歌がマスコミ報道されたのをきっかけに、信楽狸が全国的に大流行することになりました。

好みは人それぞれでしょうが、訪れたお客さまの大半の感想は「狸の愛嬌が違う」「お店に入ると元気になる」などで評判も高く、これは元祖のお店のなせる技でしょう。

お店の2階には初代からの作品が展示され、徳利狸から派生した様々なユニーク狸の作品も陳列されています。現在三代目を継がれている藤原一暁さんも、陶器作家としての腕を磨き狸作りに情熱を注がれています。ユニークな狸としては、ケーキ屋さんから依頼のあったケーキ狸や警官狸などを考案。これからは鋳型の狸は止め、より手づくりの作家性と腕を活かした信楽狸の創作に専念されるそうです。

陶器狸のコレクションに狸庵さん作の狸を是非加えてみてください。

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〒529-1811
滋賀県甲賀市信楽町江田957番地

TEL:0748-82-0214
FAX:0748-82-3583

信楽高原鐵道株式会社

信楽高原鐵道は、旧JR信楽線を継承した「貴生川」から「信楽」駅間を結ぶ長さ約15kmのローカル鉄道です。

信楽への交通網が整備されたこともあり、大半の皆様がお車で信楽に来られますが、ディーゼル列車による鉄道旅情を求めて信楽高原鐵道に乗りたいというお客様もたくさんおられます。

この高原鉄道は住民の足としてだけではなく、愛される町の魅力の一つとしても存続させたいとの思いから、信楽の町をあげて支えてきた鉄道です。大戦時にはまくら木やレールを供出し、営業不能となりますが住民が木材を提供したり復旧工事作業に奉仕することで運転が再開されます。

1981年には国鉄路線の第一次廃止対象路線になりますが、廃止基準の一キロ当たり平均乗車数一日約1500人をクリアするために信楽町を中心に「乗って残そう」という存続運動が立ち上がり、以後の5年間は2000人以上をクリアし運営が続けられました。1987年にクリア基準が4000人となった第三次指定で、第3セクターの道が選択されることとなり、現信楽高原鐵道株式会社が設立され、現在に至って運営が続けられています。

設立後の1991年「世界陶芸博」開催時には忘れえぬ事故を発生させてしまいましたが、信楽町の「鉄道安全宣言」のもと、鉄道を守ることこそ償いになるとの住民の意向を受け、半年後に運営を再開。事故の記憶を風化させることのないようにと、信楽駅舎の横に事故車両の一部などを展示する資料館が建設されました。

以来、七夕コンサート列車やサンタ列車など、社内で楽しんでいただけるイベント列車や、陶器市、鍋祭り、信楽サイクリングとの連動ツアーなど、車窓から景色を眺める以外にも信楽が楽しめるプランも加味した運営が続けられています。

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〒529-1851
滋賀県甲賀市信楽町長野192番地

TEL:0748-82-3391

https://koka-skr.co.jp

財団法人 滋賀県陶芸の森

1990年に開設された陶芸の森は、散策公園としての憩いの森の中に、陶芸や芸術を愛する人に必要な施設が全て内包されているというイメージです。

世界の著名作家と若手作家が滞在して交流がはかれ、一般にも窯の貸し出しを実施している、創作支援の研修館。産業振興のために様々な分野の信楽陶器製品を常時展示している信楽産業展示館。国内外を問わず、優れた陶芸作家たちの作品展・企画展を開催している陶芸館の3つのブロックが、自然の丘陵をそのまま生かした森の中に点在しています。
建物の壁面タイルや散策道や広場のそこかしこに信楽の陶製品を見ることができ、各広場には現代作家の作品の数々が設置されています。

星の広場と呼ばれる頂上部からは、緑豊かな信楽の町並みを一望することができます。

info

〒529-1804
滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7

TEL:0748-83-0909
FAX:0748-83-1193

https://www.sccp.jp

リンク

信楽伝統産業会館

昭和49年に信楽焼が伝統工芸品の指定を受けたのを機に昭和52年、「信楽伝統産業会館」は建設されました。はるか天平時代から近代にいたる信楽陶器の展示に加え、現在活躍中の作家による作品展も催され、信楽陶器の初期~現代までの流れを実際の陶芸品を前にし、見つめることができます。

信楽陶器工業協同組合

工業協同組合という名前から受ける印象以上に幅広く、信楽の発展・振興のために活動されている団体です。
独自の陶土工場や原料・資材倉庫を保有され、陶土の精錬や新原料や加工技術の開発研究も実施。メーカーヘの原料や資材の供給を筆頭に、広報にいたるまで、製造業者の生産活動を支援されています。HomePageでは、信楽の歴史や説明、陶器用の粘土についても分りやすく説明されています。

甲賀市公式サイト

2004年10月1日から甲賀郡信楽町は水口町、土山町、甲賀町、甲南町と合併し、甲賀市信楽町となりました。観光を含め、甲賀市全般の情報はこちらへ。紫香楽宮跡の発掘は、甲賀市教育委員会文化財保護課が担当されており、進捗状況は不定期ですが「広報こうか」にて報告されていきます。